株式会社データハウスの社長で「まぼろし博覧会」などの企画・経営も行っている鵜野義嗣さん。セーラー服姿の謎の人物「セーラーちゃん」としても活動しています。
今回は「鵜野義嗣の経歴!まぼろし博覧会館長のセーラーちゃんの正体【キモ可愛い】」と題して記事をお届けします。
・鵜野義嗣の経歴
・セーラーちゃんについて
・まぼろし博覧会ついて
是非さいごまで楽しんでご覧ください!
目次
鵜野義嗣の経歴
静岡県伊東市にある「まぼろし博覧会」の館長でセーラーちゃんとして知られる鵜野義嗣さんの経歴について調べました。
経歴
滋賀県で生まれる
鵜野義嗣さんは滋賀県で生まれです。琵琶湖のそばで育ち実家の稼業は鮎の佃煮屋を営んでいました。
小学生時代は琵琶湖に潜りウナギを捕まえて焼いて食べたり、ヘビを捕まえて皮をむいて遊んでいたそうです。
勉強はできるほうでしたが英語だけが苦手だったので英語ができなくても入れる大学を探し、日本大学法学部に入学しました。
大学では弁護士資格を取ろうと思っていましたが、在学中に日大闘争があったので弁護士資格を取ることができませんでした。
35歳の時にデータハウスを設立
大学卒業後には東大出身の仲間たちと「現代の世界を研究する研究所」を作り、学生向けの教材を制作して収益をあげていました。
新たな出版社を立ち上げるためにスタッフ1人と一緒に会社を辞めて「思想ではなく、データを世に出そう」という思いから35歳のときに「データハウス」を設立しました。
鵜野義嗣さんの生年月日などはわかりませんが、1983年に35歳だったので2024年現在の年齢は76歳前後であると思われます。
最初は田中角栄の10年分のデータを集めて仕分けや分析をしてまとめて、1983年10月に「田中角栄最新データ集」を出版し1万部売れました。
社名の通りデータを集めた「データ集」をシリーズ化して出版しコンスタントに売れました。代表作には「悪の手引書」などがあります。
徐々にデータ集が飽きられて売れなくなったので次にタレント本路線に変更して「洋子へ 長門裕之の愛の落書集」などのヒット作をだしました。
1990年代には「サザエさんの秘密」が50万部を超える大ヒットとなり、他には鬼畜系の本を多数出版しました。
博物館事業も手掛ける
出版関係の仕事以外にも博物館事業にも力を入れて「ねこの博物館」の企画に携わったり、「怪しい少年少女博物館」「まぼろし博覧会」の館長も務めています。
セーラーちゃんとして活動
鵜野義嗣さんはまぼろし博覧会でセーラーちゃんとして活動しています。セーラーちゃんについては次の章で詳しく見ていきましょう。
セーラーちゃんについて
鵜野義嗣さんの私設博物館「まぼろし博覧会」で館長を務めるセーラー服姿の謎の人物セーラーちゃんについて深堀していきましょう
セーラーちゃんになった理由
2015年頃にまぼろし博覧会に訪れた「セーラー服おじさん」こと安穂野香(上の写真の方)さんを見た鵜野義嗣さんは「セーラー服着るのもアリだ!」と思い、博物館にある人形が来ていたセーラー服を自分が着て来館者の前に出て見たところ予想以上に反響がありTwitter(現X)で「セーラーちゃん」としてバズったことを切っ掛けに始めました。
来館者に楽しんでもらうためにセーラー服を着るようになり、他にもボディコン、人魚姫、ビキニなど現在でも200着以上の衣装があるそうです。
あのちゃんが走って逃げた
人気タレントのあのちゃんはプライベートでまぼろし博覧会に訪れた時にセーラーちゃんに遭遇して、怖くて走って逃げたそうです。
セーラーちゃんの存在を知らなくて、セーラー服を着たおじさんに遭遇したら怖いですよね。
旗をふって見送る
来館者が帰るときには大旗を振ってお客様のお見送りをするセーラーちゃん。
「せっかく来ていただいたので、帰る時も楽しい気持ちで帰ってもらいたい。」と素晴らしいホスピタリティですね。
続いてはまぼろし博覧会について詳しく見ていきましょう。
まぼろし博覧会について
「キモ可愛い楽園」「誰もが元気になれる」をテーマに日本最大級のB級スポットとしての呼び声も高い「まぼろし博覧会」
施設のなりたち
静岡県伊東市にあった熱帯植物園の「伊豆グリーンパーク」が閉園した後に土地の所有者と10年かけて交渉して土地と建物を購入して2011年7月に「まぼろし博覧会」が開館しました。
2003年に開館していた姉妹館の「怪しい少年少女博物館」に展示物が入りきらなくなったことや、「元祖国際秘宝館」「鎌倉シネマワールド」など閉館する施設の展示物を買い取って倉庫に眠っていたことから、敷地の広い施設が必要になり「まぼろし博覧会」ができました。
鵜野義嗣さんは「世間には面白いものが多数あるけど、いずれ全て無くなる」と思っていて、現実の社会にあった様々なものを集めて残して、子供から老人まで多くの人を楽しませたいという思いがあるそうです。
世間の反応
昭和感の漂う展示物のエモさやセーラーちゃんのホスピタリティが魅力でたくさんの人をひきつけて、そして楽しんで帰られているようです。
まとめ
今回は「鵜野義嗣の経歴!まぼろし博覧会館長のセーラーちゃんの正体【キモ可愛い】」と題して記事をお届けしました。
セーラーちゃんの正体は鵜野義嗣さんで、滋賀県生まれで日大を卒業。データハウスの社長で多数のムック本やタブー本を出版し、まぼろし博覧会なども経営していました。
伊豆のほうに旅行に行った時には一度立ち寄ってみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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