宝塚歌劇団の星組男役として、圧倒的な存在感を放つ極美慎さん。175cmという長身と端正な顔立ち、そして舞台上で見せる華やかなオーラに魅了されている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな極美さんのパーソナルな部分にぐっと踏み込んで、家族や意外な経歴について、温かいエピソードを交えながらご紹介します。

是非さいごまで楽しんでご覧ください!
目次
極美慎の実家について
極美慎さんのご実家について、公にされている情報はありません。しかし、いくつかのエピソードから、ご家族が極美さんの人生に大きな影響を与えていることがわかります。
まず、極美慎さんは神奈川県横浜市のご出身です。そのため、ご実家は神奈川県にあると考えられます
極美慎さんが宝塚音楽学校を受験するにあたり、バレエや声楽といった複数の習い事を短期間で集中的にこなしていた時期があります。一般的な家庭では経済的な負担が大きくなりがちなため、このことからご実家が経済的に安定している可能性は高いと推測されます。
また、ご両親や祖父母が彼女の個性を尊重し、夢を応援してくれる、とても温かいご家庭であることも伝わってきます。
父親、母親
極美慎さんを語る上で欠かせないのが、お父さんとのエピソードです。
幼い頃から空手に打ち込んでいた極美慎さん。中学2年生で空手を辞め、無気力な日々を過ごしていた彼女に、お父さんは「人生は経験だ。いろんなものを見たほうがいい」と声をかけ、宝塚の観劇に誘ってくれました。これが、極美慎さんが宝塚と出会うきっかけとなります。
宝塚受験を決めた際も、「人生の経験だから」と反対することなく送り出してくれたそうです。一度目の受験が不合格だった時も、その経験が次の挑戦につながったと、失敗をポジティブに捉えるよう教えてくれました。
また、「自分のことは自分が一番わからないのが当たり前。それを知っていくのが人生なんだよ」という言葉も、お父さんから言われた大切な言葉だと言います。自分では短所だと思っていたことが、周りから見れば長所だったり、自分という存在は常に変化していくものだ、と教えてくれたお父さんの言葉が、極美慎さんの考え方の根幹をなしていることがわかります。
お母さんについては具体的なエピソードは少ないものの、優しく見守ってくれる存在として、極美慎さんの成長を支えてきたことは間違いありません。ご両親の厳しくも温かい教えがあったからこそ、今の極美慎さんがあるのでしょう。
兄弟
極美慎さんには、3歳年下の妹さんがいらっしゃいます。
雑誌『宝塚グラフ』に掲載された情報によるとのことなので、間違いなさそうです。仲の良い姉妹であることは想像に難くありませんね。
プロフィールと経歴
極美慎さんは、1995年7月26日生まれ、神奈川県横浜市出身です。本名は黒川香鈴(くろかわ かりん)で、愛称の「かりん」はここからきています。身長175cmという恵まれた体格は、中学3年生の時点で173cmもあったそうで、幼い頃から長身でした。
彼女が宝塚を目指すきっかけは、中学3年生の時に祖母に連れられて観劇した宝塚の舞台でした。そこで見た、自分と同じように背が高く、キラキラと輝いている女性たちの姿に感銘を受け、宝塚受験を決意します。
しかし、初めての受験は準備不足で、面接では思わず「押忍!」と挨拶をしてしまい、不合格に。この経験から、バレエや声楽の基礎を学び、翌年の2回目の受験で見事合格を果たしました。
2012年に宝塚音楽学校に入学し、2014年には100期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団時の成績は22番でした。その後、星組に配属され、2017年には入団4年目で新人公演初主演、2022年にはバウホール公演初主演を務めるなど、着実にスターの道を歩んでいます。
極美慎の実家に関するその他の情報
極美慎さんのその他のエピソードをまとめたので見ていきましょう。
芸名の由来は空手!
極美慎さんの芸名「極美慎」は、長年習っていた空手の「極真空手」から付けられました。当初は「極真」と書いて「きわみ しん」と考えていましたが、宝塚のイメージに合うように「美」の字が加わりました。この凛々しい名前は、彼女の個性を際立たせています。
面接で「押忍!」と挨拶
初めての宝塚受験では、何も知らずに面接で「押忍!」と挨拶してしまったというエピソードは有名です。この失敗を「去年の不合格の理由」と正直に最終面接で答えたところ、見事合格。彼女の素直でまっすぐな性格がわかります。
師範も驚く努力と忍耐力
空手教室の師範からは「迷ったときに指針となる言葉をくれる」と尊敬しており、空手だけでなく人生の学びをいくつももらったと語っています。長年空手に打ち込んできたことで、精神力が磨かれ、厳しい宝塚の世界でも努力を怠らない強さを持っているのでしょう。
公開説教も愛のムチ!?
『Dream Time』という番組で、上級生から「もっと熱くなれ」「笑顔で誤魔化すな」といった厳しい言葉をかけられた極美慎さん。これも期待の裏返しとファンは温かく見守っています。センスがある分、熱意と覚悟が加わればさらに輝くという上級生の思いが伝わってきますね。
ジャッキー役で娘役の気持ちを知る
『ME AND MY GIRL』で女役のジャッキーを演じた際、他の男役さんから「今日可愛いね」と言ってもらえたことがとても嬉しかったそう。この経験から、「可愛いな」と思った娘役さんには自分から積極的に声をかけるようになったといいます。男役として娘役の気持ちを知ることで、さらに魅力を増しています。
極美慎さんの人生は、幼い頃から空手で培った精神力と、家族の温かいサポートによって形作られてきました。
ビジュアルだけでなく、その内面の強さや素直な人柄が、多くのファンを惹きつける理由なのでしょう。2025年からの花組での新たな活躍も、心から楽しみにしています。
今回は「極美慎の実家はどこ?本名や父親、空手やその他エピソードまとめ。」と題して記事をお届けしました。

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