1990年代に絶大な人気を誇ったイケメン俳優、鳥羽潤さん。映画『ぼくは勉強ができない』で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、一躍スターダムに駆け上がりました。
しかし、2000年代に入ってからはテレビでの露出が減り、「なぜ消えたんだろう？」と不思議に思っている人も多いはず。
今回は、鳥羽潤さんがメディアから姿を消したと言われる理由や、現在の意外な活動、気になるプライベートまで、詳しくご紹介します。
是非さいごまで楽しんでご覧ください！
目次
鳥羽潤はなぜ消えた？
1990年代後半から2000年代前半にかけて、鳥羽潤さんは多くのドラマや映画に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していました。
甘く繊細なルックスと、新人とは思えない確かな演技力で、瞬く間に人気俳優の仲間入りを果たしました。しかし、ある時期を境にテレビでの露出が減り、「鳥羽潤はどこへ行ってしまったのだろう？」と多くの人が感じたのではないでしょうか。
結論から言うと、彼は芸能界から「消えた」わけではありません。現在も俳優として活動を続けています。では、なぜ「消えた」と言われるようになってしまったのでしょうか。
その理由には、いくつかの背景が隠されていました。
消えたと言われる理由
鳥羽潤さんがメディアから姿を消したと言われる背景には、複数の要因が絡み合っているようです。最も大きな理由として考えられるのが、大手事務所からの移籍です。
鳥羽さんはデビューからしばらく、福山雅治さんやサザンオールスターズなど、日本を代表する大物アーティストや俳優が多数所属する超大手芸能事務所「アミューズ」に在籍していました。しかし、2006年に設立されたばかりの「オフィスニグンニイバ」へ移籍。さらに2020年には、岡田結実さんが所属する「Viivo」へと再び事務所を移籍しています。
芸能界では、事務所の力が仕事量に大きく影響すると言われています。アミューズのような大手事務所では、多くの仕事が舞い込んできますが、小規模な事務所ではそうはいきません。
事務所を離れたことで、ゴールデンタイムのドラマやCMといった大きな仕事が減ってしまったのが、露出が激減した一番の理由だと考えられます。
このため、世間からは「干された」という噂が流れましたが、これは彼自身が何か問題を起こしたわけではありません。移籍先の事務所が、大手のようにたくさんの仕事を取ってくることが難しかったため、結果的にテレビで見る機会が減ってしまったに過ぎないでしょう。
現在
「消えた」と噂されながらも、鳥羽潤さんは現在も俳優として精力的に活動を続けています。テレビドラマの出演は少なくなりましたが、サスペンスドラマや舞台、そしてネットドラマなど、活動の場を広げています。
2024年11月には出演予定だった舞台が、共演者のトラブルによって中止になるという「もらい事故」に遭い、思わぬ形で彼の名前が再び注目されることになりました。また、昨年には映画『26時13分』に出演するなど、スクリーンでも変わらぬ存在感を発揮しています。
俳優業の傍ら、彼は様々なことに挑戦してきました。その一つが、ボクシングジムでのアルバイトです。10代で芸能界に入り、芸能界しか知らなかった彼は、一般社会を知るためにアルバイトを始めたといいます。なんと、彼はプロボクサーのライセンスも持っているほどの腕前だそうですが、俳優業に支障が出ないよう、実戦には出ていないそうです。
また、テレビ番組の企画で蕎麦職人に挑戦したこともあります。番組をきっかけに長野県小諸市に移住し、蕎麦打ちの修行に励んでいましたが、現在も続けているかどうかは不明です。
プロフィールと経歴
鳥羽潤さんは1978年10月13日生まれ、和歌山県有田市出身です。
彼の芸能界入りのきっかけは、とてもユニークなものでした。高校生活に馴染めず中退し、大工の見習いをしていた彼を心配した母親が、約4万人が応募した大手芸能事務所のオーディションに、本人の知らないところで応募したのです。
最初は乗り気ではなかったものの、友人に背中を押され、半ば無理やり参加したオーディションで見事に合格。これが彼の芸能人生の始まりでした。
1996年、映画『ぼくは勉強ができない』でいきなり主演に抜擢されると、その瑞々しい演技が評価され、日本アカデミー賞新人賞など数々の賞を受賞しました。同年には、安達祐実さんとのダブル主演ドラマ『聖龍伝説』に出演し、一躍若手イケメン俳優のトップに躍り出ました。
しかし、デビュー当初は演技の経験が全くなかったため、ドラマの現場ではNGを連発し、みんなの休憩時間を削ってしまったこともあったそうです。「向いていないので辞めます」とスタッフに頭を下げて回るほど悩んだ時期もあったと語っています。
鳥羽さんは、生まれた頃は両親と暮らしていましたが、2歳の頃からお兄さんと一緒に祖父母に育てられたそうです。しかし、両親とはその後も仲が良く、温かい家庭で育ったといいます。
芸能界に入るきっかけをくれたのは母親でしたが、東京での最終オーディションに行くことをためらっていた彼に、「おまえが他人様のお金で東京へ行ける機会なんて、この先そんなにないぞ」と背中を押してくれたのは父親でした。
その後、父親が癌を患った際には、親孝行したいとの思いから一時的に地元に戻った時期もありました。幸い、父親の手術は成功し、現在は完治しているとのことです。
鳥羽潤はなぜ消えた？に関するその他の情報
結婚相手
現在、鳥羽潤さんは独身です。結婚しているという公表された情報はありません。
鳥羽さんの現在の年齢は一般的に結婚を経験している人が多い世代です。そのため、「結婚しているのが当たり前」という感覚から「鳥羽潤 結婚相手」のキーワードで検索する人がいると考えられます。
彼自身、インタビューで「将来的にはできたらいいなと思いますが、正直できるとは思っていません」と語っています。その理由として、俳優という仕事の収入が不安定なため、家族を養うことへの責任感を強く感じていることを挙げています。
また、「子どもが欲しいというこだわりもありません」と明かしており、結婚に対しては現実的な考えを持っているようです。
過去の交際
鳥羽潤さんには、過去に何人かの女性との交際が噂されました。
遠藤久美子さんとは、何度も共演を重ね、熱愛報道が出たことがあります。長く同棲していたという噂もありましたが、結婚には至らず破局したようです。その後、遠藤さんは別の男性と結婚し、現在は幸せな家庭を築いています。
ポッキーのCMで共演した吉川ひなのさんとも噂になりました。CMでは恋人役を好演していましたが、あくまで仕事上の関係で、恋愛に発展したという情報はありません。
若い頃
鳥羽潤さんの若い頃の希少な写真をまとめました。
父親
鳥羽潤さんの父親は、歌手の鳥羽一郎さんと勘違いされることがあるようです。これは、名字が同じであるために生まれた誤解ですが、鳥羽一郎さんの息子は木村竜蔵さんと徹二さんで、鳥羽潤さんとは血縁関係はありません。
また、森進一さんの息子と間違われることもあります。これは、若い頃の森進一さんと鳥羽さんの顔が似ていることが理由のようです。
特に、目元の雰囲気が似ており、写真を見比べると兄弟のように見えるかもしれません。しかし、森進一さんの息子はONE OK ROCKのTakaさんなどであり、鳥羽潤さんとは無関係です。
今回は「鳥羽潤はなぜ消えた？結婚相手や現在を調査【若い頃の画像まとめ】」と題して記事をお届けしました。
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