スタジオジブリの人気映画『もののけ姫』の冒頭シーンから登場してそのインパクトで一気に視聴者を物語に引き込む『タタリ神』
今回は「【もののけ姫】のタタリ神の正体はなに?怖くてトラウマ続出!」と題して
・タタリ神の正体
・タタリ神になる理由
・タタリ神のエピソード
などの情報をお届けいたします!
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是非さいごまで楽しんでご覧ください!
目次
タタリ神の正体
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『もののけ姫』の冒頭に登場する赤黒いミミズみたいな触手の塊の恐ろしい生物のタタリ神。触れたものは死んでしまい、危害を加えるものには呪いをかけてしまいます。
そのタタリ神の正体は恨みや憎しみから生まれる神様です。タタリ神自体に実態はなく、怒り憎しみ悲しみ惜しみなどの負の感情に支配された動物や人間に憑りつくことで実体化しタタリ神になります。
『もののけ姫』の作中では2体のタタリ神が確認されています。
どんな条件でタタリ神になる?
作中の描写でタタリ神になった2体は身体に重症を負い瀕死状態になった時にタタリ神になりました。
た瀕死状態になっただけでタタリ神になるわけではなく、瀕死状態で死の恐怖を感じたことや仲間にも危害を加えられて怒りや憎しみが増大して負の感情に支配されて我を忘れた結果タタリ神になります。
登場したタタリ神
作中では冒頭に出てくる『ナゴの守』と途中で登場する『乙言主』の2体のタタリ神が登場します。それぞれ見ていきましょう。
ナゴの守(なごのかみ)
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『もののけ姫』の冒頭に登場するタタリ神は「ナゴの守(なごのかみ)」という名のある猪神です。ナゴの守はシシ神の森に住む猪神でたくさん猪神を束ねる猪神の主でした。
森を開拓する人間たちと争いあってきましたが、エボシ御前の石火矢衆との闘いで多くの同胞を失い、生き延びたナゴの守も重傷を負い逃げている間に憎悪の感情が爆発してタタリ神になりました。
タタリ神になった後にアシタカの村にたどり着き、最後はアシタカに絶命させられました。絶命の間際には「汚らわしい人間どもよ我が憎しみと苦しみを知るがいい」と呪いの言葉を残しました。
乙言主(おっことぬし)
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鎮西(九州)に住む白っぽくて巨大な猪神の主が乙言主です。一族からタタリ神が出てしまった悲しみ、シシ神の森を破壊する人間への憎しみ、ナゴの守の死に対する怒りなどの感情がありつつもシシ神の森を守るためにやってきました。
乙言主は最年長の500歳の猪神で、乙言主とナゴの守は元々同じ出自です。
乙言主もナゴの守と同じように石火矢衆と戦い仲間を失い、自身も重傷を負った後に負の感情が膨れ上がってタタリ神になりかけました。
乙言主は完全にタタリ神になりきる前に、生と死を司るシシ神の力で命を奪われ完全なタタリ神にはなりませんでした。
タタリ神に対する世間の声
『もののけ姫』の冒頭から登場するインパクトのあるキャラクターなので世間の声もいろいろあるので見ていきましょう。
怖い
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やはりタタリ神が怖いという声が一番多かったです。特に子供のころに見てトラウマになるケースが多く見られました。
また大人になって話の内容が理解できるようになったら乙言主がタタリ神になっていくとこが怖いという声もたくさん見受けられました。
気持ち悪い
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怖いの次に気持ち悪いという声も多かったです。赤黒くてうじゃうじゃ動いているのは怖いですよね。集合体恐怖症とった声も多くみうけられました。
かわいそう
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人を襲おうとしたりもしますが、攻撃されて絶命されてしまうので可哀そうと感じる声もありました。また子供の頃は見た目で怖かったけど成長してタタリ神になった経緯を理解してかわいそうと思うようになった声もありました。
好き
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怖い、気持ち悪いという声とは逆に、好きという声も多くみうけられました。冒頭シーンのインパクトや、ハラハラする音楽など物語のシーンとして好きという方が多いようです。
まとめ
今回は「【もののけ姫】のタタリ神の正体はなに?怖くてトラウマ続出!」と題して記事をお届けしました。
冒頭のタタリ神のシーンの描写をつくるのにほとんどのカットを手書きで作り上げ、2分10秒のシーンを作るのになんと1年7カ月の時間を費やしたそうです。
そこまで労力をかけたことにより、冒頭シーンのタタリ神の描写で一気に心を掴まれて物語に入っていくので『もののけ姫』は公開当時、日本映画の興行収入を塗り替えた大傑作になり、公開から四半世紀過ぎた今でも色褪せずに人々を魅了する映画になったのでしょう。
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