『もののけ姫』に登場する少女カヤ。物語の序盤にしか登場しないカヤですが、アシタカとの関係や小刀問題?などでファンの間で話題になります。
今回は「【もののけ姫】カヤはアシタカの妹ではなく許嫁!小刀問題とは?」と題して記事をお届けいたします!
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是非さいごまで楽しんでご覧ください!
カヤの基本情報
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まずはカヤの基本情報を見ていきましょう。
名前:カヤ
年齢:13~14歳
出身:エミシ(蝦夷)一族の村
物語序盤にタタリ神に襲われるがアシタカに助けられる。
アシタカが旅立つときに黒曜石の玉の小刀を渡す
カヤは13歳~14歳の年齢なので現在だと中学生くらいの年頃になります。
物語の序盤で登場したタタリ神と遭遇してしまい襲われてしまします。必死で逃げている最中に1人が転倒してしまい絶体絶命のピンチになりますが、カヤは刀を抜いて勇敢に立ち向かいました。
最終的にはアシタカに助けられますが、その際にアシタカはタタリ神の呪いを腕に受けてしまいました。
カヤの声優
カヤの声優を務めるのは女優の石田ゆり子さんです。『ものもけ姫』ではカヤとヒロインのサンとの二役を務めています。
石田ゆり子さんはスタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』でタヌキの主人公の妻おキヨ役を務めたことがありますが、その演技を見た宮崎駿監督が『もののけ姫』への抜擢も決めました。
また2023年7月公開のスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』でも声優を務めています。
石田ゆり子さんはもののけ姫の声優の仕事の中で宮崎駿監督に抗議したという話がありますが、このことについては小刀問題のところで解説するのでご覧ください。
カヤは妹ではなく許嫁
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カヤの見た目は幼く、アシタカのことを「兄さま(あにさま)」と呼んでいることから、最初に『もののけ姫』を見た人は、カヤのことをアシタカの妹だと感じた方もいるのではないでしょうか。
カヤが「兄さま(あにさま)」と呼ぶのは、一族の中で年長の男性という意味合いの呼び方であって妹だからそう呼ぶわけではないです。
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あの、カヤはですねえ、カヤはアシタカの嫁さんになるつもりだったんですよ。そういう風に周りが認めた娘なんです。出典:書籍『「もののけ姫」はこうして生まれた。』
宮崎駿監督自ら取材で語ったように、カヤとアシタカは村長も認めた「許嫁」であり、将来は結ばれる関係性にありました。
制作秘話
カヤの声優を務めた石田ゆり子さんも最初カヤはアシタカの妹だと思ってカヤの声を演じていたのですが、宮崎駿監督にカヤとアシタカは許嫁であることを伝えられて、その後から兄妹から恋人としてのトーンに変えて宮崎駿監督の求めるものに近づけていきました。
小刀問題とは?
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アシタカはタタリ神を退治した時に祟られてしまい村を去ることになります。その時に見送りに来たカヤが黒曜石でできた玉の小刀(ぎょくのこがたな)をアシタカに渡しました。
玉の小刀は村では「生涯変わらぬ心の証」として異性へ送るものとされています。
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どうかこれを私の代わりにお供させてください
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大切な玉の小刀じゃないか
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お守りするよう息を吹き込めました。いつもいつも、カヤは兄様を思っています。きっと、きっと
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私もだ。いつもカヤを思おう
カヤとアシタカが永遠の愛を誓うような別れのシーンですが、この時カヤから渡された玉の小刀をアシタカはサンに渡してしまったことで毎回もののけ姫の放送のたびにSNS上で荒れてしまうのが小刀問題です。
小刀問題に関する世間の声
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「私もだ。いつもカヤを思おう」とカヤに言って受け取った小刀をあっさりとサンに上げてしまったアシタカに対して批判の声が多いですね。
放送のたびに小刀問題が出てくるので飽き飽きしている方も多いようです。
石田ゆり子の講義
カヤの声優を務めた石田ゆり子さんもカヤから貰った小刀をあっさりサンにあげてしまったことに対して抗議したのですが
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男ってそういうもんだから
と一蹴されてしまいました。
石田ゆり子さんはカヤとサンの二人の声を演じるにあたり、カヤとサンの二人ともに感情移入する必要があるので演じるのは苦労されたでしょうね。
世間でも小刀問題について色んな考えがあり深く考察をしている方もいらっしゃいますが、宮崎駿監督に言わせたら「男ってそういうもんだから」と一言で片付けられてしまいますね。
まとめ
今回は「【もののけ姫】カヤはアシタカの妹ではなく許嫁!小刀問題とは?」と題して記事をお届けしました。
カヤはアシタカの妹ではなく将来結婚することを約束した許嫁でした。祟られてしまい村を去ることになったアシタカに「生涯変わらぬ心の証」として玉の小刀を渡して二人でお互いに思いあうことを約束して別れました。
そのカヤから渡された大切な玉の小刀をアシタカはサンに渡してしまったことから「カヤの想いを踏みにじる許しがたい行為」と受け取られて毎回放送のたびに世間からアシタカに批判の声が上がってしまう小刀問題がおきます。
そんなアシタカの行為ですが宮崎駿監督から言わすと「男ってそんなもん」との事でした。妙にリアリティのある演出が宮崎駿監督らしいですね。
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